マタマラボ〜毒親撲滅〜

毒親育ちで拡張型心筋症、非定形鬱病の何もしない40歳主婦の日々です

〜毒親撲滅〜

「前に進みなさい」
「キズを見ないでタマをみなさい」
「どうして後ろ向きな事しか考えないの?」
毒母から何度も言われた言葉です。

幼い頃から家族と母に尽くす事が普通の事でした。
結婚して自分の家庭と実家の2つを同じ様に
「家族の為」と動く事が出来なくなり苦しくなりました。

「実家が苦しい。母に尽くす事が辛い」と兄に相談したのですが
そこで初めて兄と大喧嘩になりました。
夫と兄と私の3人で話し合ったのに
兄はその時の行動を一切覚えていなくて。
夫がみかねて「真玉に謝ったほうがいいと思う」と言ったけれど兄は妹の私が悪いと引かず、
母にもその通り伝わりました。
妹は兄に、子供が親に謝らなければならない。
当時も「謝れば丸く収まるんだから謝りなさい、お兄ちゃんは悪い事なんて言ってないと言ってるんだから」と兄の意見のみを信じ、責められました。

母なら分かってくれると思ったのに…
もう限界!これ以上謝って自己批判
実家の下働きをしなければ認められないのは
嫌だと直接訴えました。
毒母は私が物心ついた時から無意識で洗脳しているので「真玉が好きでやっていると思っていた」と理解されませんでした。
毒親は自分の本当の姿が分かっていないので
自分が正しいと思う事が全てだと思いこんでいて気付きません。

分かってもらいたくて、説明さえ出来れば
理解されてまた仲良くできると信じ
幼い頃からの苦しかった体験を何度も話ました。
その時に言われた言葉です。

「後ろ(過去)ばかり見ないで前に進みなさい。」
過去の事は水に流して〜とよく言いますよね。
過去は解決できなければ現在まで続く火種に
なります。
毒母世代の都合の良い言い訳だったんだなと思います。

話し合いは決裂し何度訴えてもメールは消され
手紙を出しても「ごめんといったでしょう?」と。何にも分かろうとしない。
どれだけ話し合っても子供の立場で考える
気がありませんでした。
母が母親の立場で話す以上、関係は変わらないと
諦め、絶縁するしかなくなりました。

私も子供を正しく育てられてはいません。
息子は思春期ですが自分の意見を言えないのです。と言うか意思が弱く、意見がない。
親の私が一人っ子なのをいい事に
言う通りに動くようにしてしまって
いたからです。
気付いた時、あれ程苦しんだ毒親の考え方を
自分も継承してしまった!と悲しくて、子供に申し訳なくて立ち直れませんでした。

親だって迷うし、間違えるし感情的になる
事もあります。ですがその度に子供に理解
してもらえるように心から謝り
反省して、繰り返さないように気をつければ
良いのです。
毒親だと気付かせてくれたのは息子。
自信満々で「毒親?違うわよ」と思っていた。
今でも息子が反抗してくる時は
自分への訴えだから、常に話し合えるように
気をつけています。

私の一番の短所は
親、もしくは親と同じ様に尊敬する人から認められたくて下働きをしてしまう所と
毒親後遺症で子供の本当の自由意志を抑えつけてしまった所です。

この短所は出来るだけ無くしたい。
短所が消えてなくなることはないけれど
自分で理解していると回数は減ります。

毒母は現在も
「ありのまま、あるがままの自分でいる」
とか、お得意のスピリチュアルな言葉
を言っています。
毒母はかっこいい事言って逃げているだけです。
自分を誤魔化して肯定していないと
生きていけないんですね。それぐらい本心は
弱くて臆病なんだと思います。
可哀想な人ですが弱いままでいる事を
自ら選んだんです。仕方ないです。

私も弱く不完全な人間で親としても不十分です。
把握出来ていないコンプレックスを指摘された時はまた悩むでしょう。
子供を守り、育てるためにも問題から逃げずに
乗り越えたいです。

自分の中にいる毒親を撲滅するために
生きていこう、そう思っています。

スピリチュアリズムの逃げにハマる

思想家や研究者一族出身の私。(毒母方)
個性豊かな、ではなく
個性がない人は生きていけない特殊な家系。
親戚関係再確認しようと思い、ちょっと
書いてみます。

祖父…宗教人。(虐待育ち)
祖母…日舞師範(祖父からDVを受ける。
末期癌から復活)        
伯父…哲学思想家。宇宙と交信できる。
後に会社経営失敗。
疎遠になる(祖父から虐待)
毒母…叔父と会社経営。
兄弟の中では一般人に近い。(祖父から溺愛)
宇宙と交信出来ない。
叔母…叔父と会社経営。宇宙と交信できる。
叔父…研究者で会社代表。作家。宇宙と交信できる。
義叔母…心理学研究者。作家。

…こんな感じです。子供(私)まで含むと
もっと色々な人が出てきます。
スピリチュアリズムがブームになる遥か前
から宇宙の法則とか意識進化の話が
普通の会話でした。
トンデモな話ですが祖母の末期癌が
スピリチュアルヒーリングで完治したりと
不思議な事まで起こっていました。

そんな思想家、スピリチュアリズム一族
だった私が感じた事はスピリチュアルだけでは
人の心は変われないし、救えないし、
救われない。
という事実でした。

研究者しか読まない様な難しい哲学書
理解している親族。
思春期で死にそうになっていた私の悩みなど
相談どころか興味すらない。
心が弱いのは甘えだ。強くなれ!の精神論。
近所に住んでいた祖父母は私が登校拒否や
鬱だった事等は知らなかったと思います。

毒母は学校を休ませてはくれましたが
なぜ苦しんでいるのかを娘の気持ちに
寄り添って尋ねる事はありませんでした。
早く学校へ行かなければ家族に迷惑が
かかるとプレッシャーの毎日でした。

研究に興味があるだけで人には興味がなかった
親族達。
精神構造とかはめちゃめちゃ詳しい。
でも精神を病んだ人の事の話を聞くことはありません。

特殊な人達が特殊な仕事をしていたので
毒母はスピリチュアリズム関係の知り合いが
沢山いました。相談事はそう言う方に
していました。
娘の私が不登校になったり過呼吸発作が
治らない事に悩んだりする度に
高名な気功の先生や高名なセラピストの所へ
通うのが日常です。

結果私はしあわせになったのか?
現在、リスカ跡のある立派な心臓疾患患者です(笑)
私個人の人生は決して明るくはなかった。
苦しみが軽減出来たのは
見放さなかった夫の協力と
信頼出来た精神科医師と臨床心理士カウンセラー
のお陰です。

経験からスピリチュアリズムセラピー
やセラピストを名乗る人達の話には懐疑的です。
よく聞く「引き寄せの法則」。
常に良い事を考えていれば良い事を引き寄せると言うけれど、問題の本質を理解せず
やたらと「人生は上手く行く」と思い込むのは
嫌な事から逃げ続ける事にもなります。
スピリチュアリズムが好きな人は
特に同じ様な人との繋がりを求めるので
周りも逃げている人ばかり…と言う事が
とても多いです。

上手く行かない事の原因は自分の考え方にあり、考え方の素を辿ると親子関係に行き着く。
私はそうでした。それを認める事が出来ず
戸惑い、苦しみました。
スピリチュアリズムは意味がありませんでした。

私自身、不思議な体験は数多くあり
それが全て気のせいだったとか
科学的なことだったなんて思ってもないですし
非科学的な事は起こり得ると思います。
西洋医学と科学が正しいとも思いません。

ですが逃げるために本質を理解せず
スピリチュアル論にすり替え
セラピストが権威的になる
事が間違っていると思うだけです。
それって宗教団体とかわらなくない?と。

毒母は今でも有名なユダの方や
元宗教家から転身したセラピストの方々と
仲が良く、幸せに暮らしているそうです。
そして毒母もセラピストのような相談員の
立場で仕事をしています。
「ありのままを受け入れたら楽になる」
問題を見ようとしないこの言葉。
見えないから幸せなのです。

それがスピリチュアルヒーリングかよ!
逃げにならなければ心が安らぎ
元気になれる事もあるのに。
セラピーだけでは人間の本質までは変わらない
とわたしは思います。

コロナで分かる日本人のホンネ

普段30分以上のテレビとか映画とか
見れないんですが、たまたまアマプラで
「すみっコぐらし」の映画があって
なんにも考えなく見れそうだと思って
観ていたら感動してしまいました(笑)
脚本担当されていたのが「ヨーロッパ企画
だそうで、どうりで面白い訳だ!
と、納得しました。

なんの話だ?!すみません…。

いつもマジメな固い問題を考え続けるので
頭ゆるめるために思考停止時間は
幼児向けアニメや動物動画を見てます。
改めて哲学思想一族にいた頃は
そりゃあ苦しかったよな、と思います。
すみっコぐらし大好き!(笑)


今日考えていた事は…こちらです。

アフリカ出身・京都精華大サコ学長 コロナ問題でわかった「日本人のホンネ」

https://dot.asahi.com/dot/2020051100004.html

このサコ学長のインタビュー記事を読んで
色々と考えさせられました。

>コロナ感染対策が成功している国は統治能力
が高く、国民が政府を信頼していて、政府は国民に対して保障し責任を持っている。
とおっしゃってます。

日本は国民の自己責任の元で外出自粛させ
政府は責任も保障も説明もしない。
中途半端に緊急事態宣言し、医療崩壊寸前
で解消されてもないのに詳しい説明もなく
自治体へ責任を追わせて宣言解除。
医療インフラ先進国だと思っていたけど
脆弱性が浮き彫りになりましたね。

教育に関しても、既にICT教育がスタンダード
になりつつあるのに日本は遅れている。
オンラインで学校と繋がれば質問したい事も
親子でできて、学校生活を共有できます。
授業面だけでなく、通知票を紙で渡されなくても
ネット上で確認できれば先生方の労力も
減ると思うんです。
コロナになるまでなんとなくしか分かってなかった問題が浮き彫りになって、理解しやすくなりました。

日本の家庭に関してこうも言われています。

>そもそも「親が子どものことを考える暇もないほど忙しい」という現状には、疑問があります。
(中略)
2週間休みになっただけで、わが子との向き合い方がわからない親が増えていると思います。この機会に社会のあり方を変えていくべきです。

今は生後半年〜1年で子供を保育園に預けて、病気になれば病児保育にして、それでも休まず働かなければ会社での評価が下がる…様な雰囲気があります。
子供を預けて働くと「時間」に支配されますよね。
〇時までに保育園へ送る為に〇時までにご飯食べさせてお弁当作って、身支度して…。
朝から疲労して子供が可愛いとか、子供がいるのが楽しいなんて思えなくなる子育てです。
午前、午後出勤を小学生まで認める、とか
余裕の中で子育てが出来る環境を社会で構築
しなければ子供を産むなんて誰もしなくなると思います。
その兆候が「毎日子供といると苦しくなる。」親が多くなった事です。

親が疲れ切ってイライラしていると子供は
顔色を見て育ちます。
迷惑をかけてはならない、邪魔にならないように
大人の都合に合わせる子供になろうとします。
子供らしく生きる事を否定され
ストレスにさらされて成長すると
大人になって精神的ストレスに対応できなくなります。
毒親社会の出来上がりです。

コロナであぶり出された問題は山積みで
うんざりしますが
一人一人が今の日本の政治や社会体制に
危機感と問題意識を持てば新しい世界が
作り出せるはずです。
旧体制から無事に移行できた時
新しい日本になる。
それこそが信頼できる国です。

子供達の為に問題意識を持ち続けていこうと
思います。
毒親社会を終わりにしましょう!

キラキラ学歴って何?

高学歴の人を最近では「キラキラ学歴」
って言うんでしょうか?
受験ブログにお邪魔した時に見かけて
なんの事やら分かりませんでした。
私もゆる受験とか言っちゃってるし
受験に「ゆるい」も「ぬるい」もないだろって
思うのと同じかな?

「キラキラ学歴」で書かれていたことは
幼少時から周りより優秀だったお子さんに
早慶、国立旧帝大をゴールに頑張らせようと
したけど難しかった。
我が子が優秀である事は間違いないのだから
早慶閥のようなキラキラ学歴で
評価しようとする世の中はおかしいでしょ?
って事らしいです。

大人になると労働を含めて生きる事の全ては
「嫌だけど少しだけ頑張る」の繰り返しです。
学校選びは「キラキラ学歴」をつける事ではなくて多感な時期をどのように過ごせるか、
落ち着いて勉強に向き合える居場所探しだと思います。

毒親育ちの自分が苦労したのは何かと
遡って考え「思春期」で迎える
「勉強と人間関係」だった事を思い出しました。
苦しい時は相談が出来る環境が必要です。
親から受ける面倒くさいストレスは学校で、
学校でのストレスは家庭で過ごす事で
解消されなくても、軽減されれば良い。
それが理想です。

勉強に関しては特別優秀でもなかったけど
「少し頑張る」事は出来た息子。
当時の息子の学力より頑張らなければ入学できないけど子供の相談が出来る学校で
息子から見ると入学後勉強以外が
楽しそうな、高校受験が無い中学。
親子のメリットが一致したので受験に進みました。「学歴」を考えたら魅力は薄い。
コスパ」も悪いですしね。
コスパ」って言葉も嫌いです。
教育は物じゃない!学びの場です!

特別優秀だったなら…国公立や最難関中学受験
を目指していわゆる「受験戦争」に挑んだ
でしょう。
最難関を目指して燃え尽きるのではなく
その先に目指す目標があり
自分を擦り減らさなくてもハイレベルな
勉強についていけるなら最難関チャレンジ
させたと思います。
優秀ならその頭脳を生かした人生を送る事で
より、ストレス無く生きていけると思うからです。

高学歴に魅力無し!なんて思いません。
正直に言って心底、勉強に向う努力と研鑽ができて羨ましいです。
私は英語が好きなんですが、英検2級の
勉強についていけず、TOEICも400点代で
諦めました。努力ができる人は勉強
で感じるストレスが軽いだろうなぁと
本当に羨ましく思います。

息子にはハイレベルな学力は難しい。
キラキラじゃなくて良いんです。
興味が持てる分野を自分で
見つけて勉強してもらえたら
それで十分!
少しずつ大人になってもらいたいです。

芸術と哲学思想の中の一般人

哲学とか精神分析とかよく分からん!
と思う一般人の私。
そんな普通の人間が思想の集団にいると
浮きまくってダセぇ奴になるんです。

毒母方の親族は思想家一族。
新興宗教にハマっていた祖父をはじめ
叔父は哲学研究者で作家、
従兄弟は建築哲学を学んでいたり
他の親族は心理学研究者だったりと
中々ユニークな人に囲まれていました。
皆一風変わった癖のある人ばかりです。

実父の家は思想等と無縁の家で
父の遺伝子を引き継いだらしい私は
哲学思想センスを持たずに生まれてきました。

小学生の頃から親族が集まるとオジサン達は
意識物理学理論で盛り上がり
祖父は酔っ払いながら、信心しない奴は
地獄に落ちるぞと言い(笑)
小中学生の兄弟や従兄弟は分からないながらも
大人達の哲学論と
70年代音楽論に目を輝かせる…
今になって考えると無茶苦茶です。

昭和の名残が残る地方だったので
女子は台所仕事を手伝い、男達の話には
入らない。
更に女の子の子供は私だけ。
分からない話に入らないのではなく
「入ってはいけない」雰囲気でした。

子供時代は何とも思わなかった事が
大人になると違和感になりました。
叔父と兄弟で経営していた会社(毒母は取締役)
に兄達と従兄弟達が入社したんですね。

当時は就職超氷河期。
特に私の時代は派遣会社全盛期。
入社させて欲しい…けれど
兄も従兄弟もいて迷惑じゃないか?
特に哲学も何も分かってないし
一段とバカだと思われているであろう
女の私が必要とは言わないだろうな…

毒母は兄や従兄弟の入社には
「勝手に入ってきた。困る」と言っていました。
毒母の迷惑にならないのは当然として
これ以上親族の中で評判を落したくないと
思い、就職出来ず苦しいと言う事も出来ません。
叔父や親族は元々世間的な事より「思想」
なので就職難で苦しむ人間が身内にいるなんて
思いもよらなかったでしょう。

仲間外れにされたような
辛くて寂しい気持ちになりました。

身内の中でセンスピラミッドを感じていて
研究者で社長の叔父を頂点として
最下層に私。今は笑えますが
そんなへんてこピラミッドにずっと
縛られて苦しかったです。
結局、私は派遣社員として働き身内の会社に
入る事はありませんでした。

学者一族の方や芸術家の中で育った方は
こんな感じの普通な人がいたら苦労するのかな?
なんてふと、思ったり。

最近は叔父と話せるようになって
私の事が苦手だったんじゃないか?と
尋ねてみましたが、否定されました。
思い過ごしだと言われました。

そうは言うけど、違うよおじさん。
ピアノメーカーの「スタインウェイ」を
私が「スタンウェイ」と間違えただけで
冷笑してたじゃん…。
叔父の事は嫌いじゃないけれど
やっぱり昔は寂しかった。

センスある人達って面倒くさいです。
そもそもセンスで人を計れないよね?
今はセンスは無いけど個人として
認めてもらえたような気がしてます。
娘の事を尊重しない毒母が一番最低なのは
大前提。だけど親族も変わり者です。
生まれる家間違えたよ、ほんと。

ゆる私立中学受験

参考にならない受験体験ですが
振り返って…。

中2の息子は私立中に通っています。
元々は中学受験なんて頭にもなくて
私も夫も地方育ちで中学受験は未体験。
東京に引っ越してきて、中学受験が当り前
の世界なんだと驚きました。
中学受験のイロハも知らないのに
なぜ受験させようと思ったのか。

東京は中高一貫校が多いので
高校受験が大変。
人口が多いので受験そのものも熾烈。
私立も中学受験なら入りやすいが
高校だと中レベルでも難しくなる。
転校先の評判が良いと言われた公立小学校は
地元で過ごした小学校より人間関係が
ギスギスしていて親子共に辛かった。

そして、1番は息子の「挑戦してみる」
の一言でした。

難関校を受験しなければそこまで大変な事は
ないだろうと5年生から塾に入れ
塾も某有名SやWではない中堅塾を選びました。

難関校のようなテレビでよくある
受験生程の努力はしていませんが
やはり受験です。
厳しい世界。
課題に塾内テストに模試に講習、自習室学習。
親は送迎と弁当作り程度しかやる事はない
のですが
雰囲気に追い詰められてしまいます。

中堅校を目指した息子でしたが
元々の学力と合格がゴールじゃなく
中学生活を楽しむ事が目標の受験だったので
結果は普通校に入学しました。
それでも息子は最大限やり切りました。
幼くて我慢や忍耐力に弱い、子供らしい子
なので精神的に成熟した子が有利な受験には
向いていませんでした。
親も経験した事がなく上手くサポート出来ないのに、受験を乗り越えた事は「頑張ったね」と
心の底から思います。

この受験の後に心不全で私は入院してしまい
卒業式も入学式も車椅子で参列しました。
受験生活と平行して毒母との話し合いも
していたので、本当に大変でした。
心も体も限界だったけれど
「仕事もしてない主婦なんだから、家事と子供の事ぐらいやれなきゃ人として恥ずかしい」
と毎回間違ったゲキを自分に飛ばしていました。
現在は何も出来ない主婦どころか
病人にはなりましたが
動けなくなってやっと自分を認めるようになり
駄目な母親だけど受験のサポートまでは
やれたから頑張った。これからは休もうと。

学校再開を楽しみに待っている息子を
見ていると、受験させて良かったと思います。
本音は子供が楽しく通えるのなら
公立中でもどこでも良かった。
ですが、私立ならではのカリキュラムや
信頼できる先生等の話を聞くと今の時点では
学校選びは間違ってなかったと実感しています。

私立中受験は賛否両論あると思います。
難関校以外は受験させる意味がないとか。
月並みな意見ですが
「教育は宝」です。
付け加えて「教育は環境」です。

心を育てる場所は家庭と
やはり、大部分を過ごす学校。
思春期を過ごす中学校だからこそ
親が信頼し本人が「頑張れる」学校を選びたい。

そう思って中学受験の道を選びました。
鬱病の人にはかなりのストレスを抱えるので
オススメはできません。
でも、中学受験は悪い事だけじゃないと
経験してみて痛感したのでブログで残そうと
思いました。

頭ゆるゆるになりたい

起きてから寝るまで常に考えてしまいます。
何も考えるなって言われても
考えないようにしよう、と考えてる(笑)
思考することがクセになってるんですね。

好きな事を考えるのは良いのですが
自分の事を考えるとネガティブな事しかない。
心筋症のこと、鬱のこと、家事ができないこと。
「生きててごめんなさーい」と悲しくなる。
体調悪いと悲しいを超えて「死にたく」なる。
家族の誰も責めてないのに。

何事も程々に…ってよく言いますが
本当に程々にしないと鬱病の病巣を自分で
大きくしてしまうんですね。
考えない様にするには本を読むのが一番!
なんだけど…苦手なんですよね。本。
斜視からくる乱視と遠視が酷く字を追うと
苦しいのと鬱病になってから長く集中する
事が難しくなってしまった。
映画もかなり気合入れないと観れません。

なので今はもっぱらテレビで考えなくて良さそうな番組を見てます。
You Tubeの動物動画とか景色のライブ映像とか。

考える内容も心理的な事ばかりなので
家族とする日常会話も人間の本質は〜
とかこれからの日本と日本人は〜とか。
そればっかりだとウンザリですよね。
中学生の息子との話もそんな感じに
なりがちなのでこんな母親嫌だ!と
最近、危機感を感じてます。

もっと頭の中をヤワヤワ、ゆるゆるに
しないと面白くない!
私は元々ユーモアが足りない性格。
長所としても取れるけど、中年のオバサンには
真面目すぎると「頭が堅い」になってしまいます。

コロナになっておうち時間が増えて
子供と話す事も倍になりました。
鬱病で何もしない母親を受け入れなきゃ
いけない息子の立場からみると
「せめて柔らかく、楽しい母ちゃんでいてよ」
と思ってるはず。

頭ゆるゆるになりたいです。
楽しい事に囲まれていれば自然となるはず。
何か楽しい事を見つけようー。

私も子供も野球観戦が大好きなので
早く野球が再開されるといいなぁ。
再開されるように、楽しみが1つでも増えるように自粛頑張ってるのでコロナウイルス
少しでも早く落ち着きますように!