マタマラボ〜毒親撲滅〜

毒親育ちで拡張型心筋症、非定形鬱病の何もしない40歳主婦の日々です

センスの塊集団にいると死ぬ

私はカラフルなもの、ぱっと見て華やかなもの
を見ると幸せな気持ちになる。
子供の頃、色鉛筆の24色セットを持っていた
友人がとても羨ましかった。

サクラクレパスの腕時計なんて可愛いに
決まってる。欲しい。
https://www.fashion-press.net/news/60562

幼稚園のお飾りとか、遊具の色使いとか
たまらなく好きだ。
子供が幼稚園〜小学校低学年までは
男の子でもカラフルにさせたい!と
明るい色の洋服を着せていた
完全に親の趣味である。
中学生になりさすがに周りの目もあるし
嫌がるだろうと無難な私服を準備
するようになった。

カラフルな物が好きなのはなぜ?と
考える。
毒母の親族は哲学センスの塊だ。
そこのセンスからはみ出た物は
ダサくて愚か者な俗物。
そう言う雰囲気。

母はイギリス調のくらーい、光が当たらない
リビング家具が好きで
吹奏楽をやってる次兄の影響もあり
60過ぎてピアノを習った。
母のセンスは鬼ダサいと思うが
母から見れば私のほうが鬼ダサと思われる。

親族に目を向けると
ラカンとかハイデガーとか
良く分からないけど、黒と白と差し色で赤。
世界観。家具の雰囲気はCassinaとか
ルフレックスなんかが近い。

色のない世界に色がほしい。
おもちゃ箱みたいなのも可愛くて
きれいじゃ駄目なの?
自分の心理状態と重なり合って
カラフルな物が大好きになった。

車はドイツ車かイタリアとか外車こそ至高。
音楽は70年代洋楽。一部の邦楽。
最近はBABYMETALだけは別格。
それ以外はゴミくず。嫌い。
くだらない、と言う。

私は不幸にも非常にノーマルだった。
だから理解できなかった。
興味を持たなかった。
日舞をやっていた影響で
古典邦楽も好きだけど特殊だと思っていたから
隠したし。
古典邦楽こそ至高の音楽とか決めつけて
お前の好きな音楽最低だな、とか言う?
人としてどうかと思うけど。

心が開けそうな親族と友人に
「superfly」が好きと言った。
その二人とも「嫌い」「ウケる」と。

私は人の趣味を告白されても何も言わない。
楽しく会食してる時に、別の友人が
恥ずかしそうに「韓国アイドルが好きなの」と
言った。全く興味が無かった世界だけど
楽しそうに話す友人が本当に嬉しそうで
「うん、うん」と話を聞いた。
ちょっとだけ知らない知識を知れたので
楽しかった。

他人の興味ある事って多くの人には
全く意味の無い事。
でもそれをわざわざ「ダサい」と
言わないで決めつけないでほしかった。
狭いセンスによって家族、親族カースト
を決められて地獄しかない。

親族の皆さん、人の趣味を否定
しまくって傷つけないでください。